あなたはテスト管理ツールの導入を現在検討している、もしくは過去に検討されたことはあるでしょうか。
これはテスト管理ツールに限った話ではありませんが、こういったツールには無償で利用できるもの、利用にライセンス費用がかかる有償のものが存在します。
テスト管理ツールは、ユーザビリティが重要
無償で利用できるテスト管理ツールとして有名なものに TestLink があります。それに対し TestRail は有償のツールです。
実は TestRail と TestLink では単純な機能の有無という観点の比較においては、それほど差異がありません。しかし、TestLink と比べて TestRail が圧倒的に勝っている点は、ユーザビリティの高さです。
TestRail ではなるべく手間が少なく操作するために設計されています。以下はTestRailにて行える一例です。
- テストケースのCSV取り込み
- テストケースの一括置換
- ショートカットキーの利用によるテスト結果の更新
- テスト結果の一括入力
非常に細かい点ではあるのですが、こうしたツールは日々使われるものなので、分かりやすさや操作の手間といった細かい点が利用者にとって大きなポイントになります。
また、TestRail はテストを実施し結果を入力するテスターのみならず、テスト管理者にとっても使い勝手がより良いツールを目指しており、開発チーム全体で使用することにより全体のテスト工数削減を実現します。
TestLink vs TestRail
TestLinkとTestRailの詳細な比較結果を資料にまとめてあります。是非ダウンロードしてご覧ください。
TestLinkとTestRailの比較表
もちろん、ツール導入コストは低く抑えられるに越したことはありません。しかし、上記の資料に記載されている通り、有償ツールだからこそ得られるメリットも沢山あります。
ツール導入の際はそういった点も踏まえて評価検討されることをお勧めいたします。